VW「新型ゴルフ GOLF8」発表:デジタル化を加速!






 

独フォルクスワーゲン(VW)は24日、同社の主力車種「ゴルフ」を全面改良して12月に発売すると発表した。8代目となる新型はタッチパネルや音声による操作、交通インフラとの通信などデジタル機能を充実させた。日本では2020年後半以降に発売する。

ヘルベルト・ディース社長は発表会で「常にネットにつながる現代の消費者にイノベーションで応える」と話した。

大型タッチスクリーンを搭載し、独自のアプリを使える。タッチパネルで指をスライドさせるだけでサンルーフが開く。緊急車両が800メートル以内に近づいたときに、画面に表示して事前に知らせることなどもできる。

「マイルド・ハイブリッド」と呼ぶ簡易なハイブリッド車(HV)や、出力の違う2種類のプラグインハイブリッド車(PHV)も選べる。PHVは最大60キロメートルを電池だけで走る。

生産面では、車体の設計を現行車種から大きく変えなかったため、8割の設備はそのまま使える。生産開始のための設備投資は先代の車に比べて約半分に抑えた。価格は現行モデル並みで、最も安いモデルのドイツでの価格は2万ユーロ(約240万円)を下回る。

ゴルフは1974年に初代が登場して以来、世界で3500万台以上が売れた。12年に発表された現行の7代目ゴルフはモデル末期ながら、欧州の19年1~8月の車名別販売ランキングで首位を維持している。

VWは電気自動車(EV)シフトを進めている。「VWの顔」としての役割は、ゴルフから9月に発表したEV「ID.3」へと移った。ただ、EVはまだ新しい市場で、どの程度売れるか未知数。コストがかかるEVシフトの原資を稼ぐ意味でも「VWの柱」としての役割は大きい。

 

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